タクシードライバーの収入は歩合給が中心だが、それに加えて各種手当が手取りに大きく影響する。本記事では深夜割増料金の仕組みをはじめ、タクシードライバーの手取りに影響する手当の全体像を解説する。
目次
深夜割増料金とは
深夜割増とは、夜間(通常23時または0時〜翌5時)の乗車に対してメーター料金に一定割合を加算する制度だ。名古屋では深夜0時〜5時は通常運賃の2割増しが一般的だ。
この割増はドライバーの売上にそのまま反映されるため、深夜に乗務するほど歩合収入が増える仕組みだ。たとえば通常なら3,000円の乗車でも深夜割増が適用されると3,600円になり、歩合率60%なら240円多く受け取れる。
タクシードライバーの手当の種類
| 手当の種類 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 深夜手当(法定) | 22時〜5時の労働に対する割増賃金25% | 固定給部分に適用・歩合に別途加算 |
| 燃料手当 | 燃料費の一部を会社が補助 | 会社によってはドライバー負担の場合も |
| 皆勤手当 | 無遅刻・無欠勤に対する手当 | 金額は1〜3万円程度の会社が多い |
| 安全手当 | 一定期間無事故・無違反の場合の手当 | 会社によって有無・金額が異なる |
| 賞与(ボーナス) | 年1〜2回の一時金 | 実質ゼロの会社〜数十万円の会社まで差が大きい |
| 入社祝い金 | 入社時の一時金 | 支給条件(在籍期間等)を必ず確認 |
燃料費がドライバー負担の会社に注意
一部のタクシー会社では、ガソリン代の一部またはすべてをドライバーが負担する制度を採用している。1日の乗務で消費する燃料費は通常1,000〜2,000円程度だが、月間乗務日数が15日なら月に1.5〜3万円の負担になる。
「歩合率60%」でも燃料費負担がある会社と、「歩合率55%」で燃料費全額会社負担の会社を比較すると、実質手取りが逆転するケースがある。転職先を選ぶ際は燃料費の負担条件も必ず確認しよう。
手当を総合的に比較することの重要性
歩合率だけで会社を比較すると、手当の差で実質手取りが変わることを見落としてしまう。転職エージェントへの相談では、歩合率・足切り・各種手当を総合的に考慮したうえで、自分の収入目標に最も合った会社を絞り込むことができる。
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